こんにちは、Kパパです。
先週のダービーはエフフォーリアが惜しくも差されてしまい、収支がややマイナスになるも、目黒記念でキッチリ取り返すことができ、プラスで終えることができました。
また、ブログに記載したとおり、グレートマジシャンとサトノレイナスは両方とも馬券外になりました。
当初はグレートマジシャンを推していましたが、やはりレース映像を見返したり、ラップを評価していくと、いまいちは部分が目に留まるようになりました。
さらにいいますと、展開が向いたグレートマジシャンは4着で、展開が向かなかったサトノレイナスは5着でした。この着差をどうみるかが秋のG1戦線にも影響してくると思います。
さて、今週は東京G1 5連戦の最終戦、安田記念です。
東京のマイルG1はレベルが高すぎて、リピーターが続出するレースです。
ここをしっかり押さえて、新規参入組でリピーター組と勝負できる馬がいるか見ていくのが基本線です。
なお、今年はグランアレグリアの出走もあります。5歳牝馬は秋まではしっかり走ってくれますので、冒頭で言っちゃいますが、当ブログではグランアレグリアの相手探しを行います。
では、早速見ていきましょう!
レース分析
東京 G1 1600m 最高峰のレース
ラップでは、加速区間で計0.5秒以上加速しているレース と 加速が0.5未満のレースの2パターンあります。
一般的なペースは前者で、強力な先行馬がいる場合に後者のラップになりやすいです。
前者では、後方からの差し馬が馬券になりやすく、後者は前目で競馬ができる馬が馬券になりやすいです。
この点がやや困惑する点です。一般的にはペースが流れるほど後ろからの差しが届きやすいですが、安田記念は傾向が逆になります。
今年はギベオン、トーラスジェミニ、ダイワキャグニーと比較的スローペースを作り出する先行馬が多いです。
そのため、ハイペースでもゴリゴリやれる馬よりもスローの上がり勝負に強い馬が穴になりそうなイメージを持っています。
- レースパターンは2通り
- 加速区間で計0.5秒以上加速しているレース(2020、2017、2016)
- 差しがきまりやすい
- 加速が0.5未満のレース(2019、2018、2015)
- 前が残りやすい
- 加速区間で計0.5秒以上加速しているレース(2020、2017、2016)
- 今年のペースをつくるのはギベオン、トーラスジェミニ、ダイワキャグニー
- ハイペースに強い馬よりスローの上がり勝負に強い馬が穴を開けそう






レース結果分析
2000年以降を対象に傾向を分析します。
以下のデータから、妙味があるのは外枠で6番人気以下かつ上がり1位または2位が狙える馬です。
- 1走前
- 京王杯スプリングC
- 出走馬96頭中12頭が安田記念3着以内(3着以内率12.5%)
- そのうちスプリングC1着は3頭のみ
- 読売マイラーズC
- 出走馬72頭中14頭が安田記念3着以内(3着以内率19.4)
- そのうちマイラーズC1着は4頭
- 安田記念1着は2019年のインディチャンプのみ。13頭は2着または3着
- 京王杯スプリングC
- 2走前
- マイルチャンピオンS
- 出走馬24頭中7頭が安田記念3着以内(3着以内率29.17%)
- そのうちマイルチャンピオンS1着は1頭
- 上がり3ハロン順位は7頭とも3着以下
- マイルチャンピオンS
- 内枠の人気馬
- 馬番1番から馬番5番で馬券になった馬は20頭
- そのうち1番人気から5番人気は17頭
- 外枠の穴馬
- 馬番10番以下で馬券になった馬は31頭
- そのうち1番人気から5番人気は5頭
- 図1 より 2003年を除き、上がり3F1位または2位の馬が3着以内に入選
- 図2 より 4コーナー7番手後ろがやや有利。
- 図3 より上がり1位また2位の馬の9割は4コーナー7番手より後ろ



出走馬のラップ分析
3着以内馬が好走したレース(ここでは5着以内のレースを対象にしています。)のラップ傾向は以下になります。
- 2F以降の緩みが0.5秒以内
- 3F以降、ラスト2F目まで加速していること
- 中央値ラップより速い時計を刻むラップタイムが3つ以上あること
- 1600m 以下のレースであること
- 直近4レース中2レース以上あること
それでは各出走馬のレースラップを見ていきましょう。
インディチャンプ
1:高松宮記念 阪急杯
3:阪急杯 マイルチャンピオンS

カテドラル
1:ダービー卿C 東京新聞杯
2:富士S
3:東京新聞杯 富士S

カデナ
1:小倉大賞典
2:小倉大賞典

カラテ
3:東京新聞杯 若潮S

ギベオン
1:白富士S
2:金鯱賞(2020) 鳴尾記念

グランアレグリア
2:ヴィクトリアマイル
3:ヴィクトリアマイル マイルチャンピオンS

ケイデンスコール
1:中山記念 京都金杯
3:読売マイラーズC 京都金杯

サリオス
3:マイルチャンピオンS

シュネルマイスター
3:NHKマイルC

ダイワキャグニー
1:毎日王冠
2:金鯱賞
3:読売マイラーズC

ダノンキングリー
1:毎日王冠

ダノンプレミアム
1:天皇賞(秋) マイルチャンピオンS

トーラスジェミニ
1:ディセンバーS 巴賞

ビッククインバイオ
1:ターコイズS

ラウダシオン
1:京王杯スプリングC
3:京王杯スプリングC シルクロードS NHKマイルC

AIの推奨馬
出走馬のデータから約3000個の特徴を作成し、 さらに安田記念3着以内馬としての適正を最も表現する特徴の組み合わせを抽出する。その特徴をもとにAIが3着以内としての適正を判定。
先週は1番手評価のエフフォーリアと4番手評価のステラヴェローチェが見事馬券になりました!
ちなみに2番人気サトノレイナスは10番手評価 3番人気グレートマジシャンは11番手評価
一方、1着馬シャフリヤールは15番手評価…
これはAIの性質上、中央値ラップから大きく乖離したラップをもつ馬は評価されないためです(レコードを出した馬が割と次走に凡走するので…)。
特に毎日杯直行からダービーで馬券になった馬は2000年以降は皆無であり、さらに毎日杯がレコード決着だったことを踏まえると、評価が低くなるのも仕方がありません。
そのため、AIでは5番手より下の評価の馬はレースの展開しだいで激走する可能性を秘めています。
ただ、当ブログではAIとラップ分析を駆使して、データで取れる馬券を確実に取っていくことがコンセプトです。そのためAI5番手以下の馬の可能性は評価しません。そのための単・複・馬連・ワイドを馬券の中心としています。
◎ グランアレグリア
○ インディチャンプ
▲
★ サリオス
△ カテドラル
(参考)過去のAIの結果
2020年 ◎ アーモンドアイ ○ インディチャンプ
2019年 ◎ アーモンドアイ ○ ダノンプレミアム
2018年 ◎ スワーヴリチャード ○ ダッシングブレイズ
2017年 ◎ アンビシャス ○ エアスピネル
2016年 ◎ サトノアラジン ○ モーリス
2015年 ◎ モーリス ○ ヴァンセンヌ
AI の◎○を複勝で購入した場合、的中率は5/6 (83%) 平均回収率 110% になります。
AIとラップ分析によるKパパの推し馬券!
冒頭でも述べましたが、あくまでグランアレグリアの相手探しです。
そして、過去のデータからは以下のとおり傾向がはっきりしています。
- 上がり1位また2位の馬の9割は4コーナー7番手より後ろ
- 馬番10番以下で馬券になった馬は31頭. そのうち1番人気から5番人気は5頭のみ
AIの分析・ラップ分析をさらに考慮すると、狙いはあの馬ですよね!
またペースを作る馬は、ギベオン、ダイワキャグニー、トーラスジェミニです。
スローペース濃厚です…が、ペースの決め打ちは敗戦につながるため、スローペース用の馬とハイペース用の馬、かつ両方ともこなせる馬をそれぞれ検討します。
◎ グランアレグリア
○ スローペースとハイペースの兼用:
▲ ハイペース向きで傾向に合致:
★ スローペース向きで馬場が渋っても対応でき、東京得意:
△ AI 3番手:
以下サイトの「今週の重賞 ブロガー予想印」で公開していますので、ぜひご確認ください!Kパパ@AIとラップ分析 で公開しています。

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(追加)ホンコンJCT と 麦秋S
- ホンコンJCT
- キタノインパクト
- 麦秋S
- エアコンビィーナ
いずれも 複勝1点です。
ホンコンJCT の2番手はクロワドフェールでした。距離不安があるため、1番手評価のキタノインパクトをそのまま推しました。
麦秋Sの1番手評価はアメリカンファクトでした。1年半ぶりのレースです。そのため、2番手評価のエアコンビィーナを推しました。
なお、アメリカンファクトは走れる態勢であれば、好走すると思いますので、ヒモで面白いと思います。あるいは思い切って複勝2点買いでしょうか。
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